オヤジの戯れ〜感想・鑑賞・実践録〜

本、趣味、映画やドラマ、エトセトラ・・・感想・鑑賞録・実践録

感涙

movies.shochiku.co.jp涙なしでは観られん

映画館

 最近、月一映画を見ている。ジャンルは特に問わず、気の向くままランダムに選んで観ている。

 番宣が過ぎると期待値をあげてしまって、期待のほかハズレ感を感じさせてしまうのもある。(最近では「ヘルドッグ」)

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 今回の映画は当たりだった。あまり、期待もしてなかったのも良かったかもしれないし、過剰な番宣もしていない?(見てないだけかな)からだと思う。

 

 宣伝しすぎて、期待値を上げすぎてもいけないよね。過剰広告は怪我の元。どれとは言わないけど・・・

 

 さて、この映画は本当に愛した人に会いたくて、生まれ変わっていく女性の物語だ。時代感が昭和なのがハンパない感じで、現代まで話が続いてくるのがすごい。

 

 有村架純ちゃん演じる薄幸の女性の魂が生まれ変わる物語。

 

 洋ちゃん演じるお父さんの、妻と娘が事故死してしまう。その理由が、過去と現在を行き来しながら、明確になっていく・・・

 

 洋ちゃんの安置所で慟哭するシーンが・・・第一涙腺崩壊・・・

 

 子役の演技がとても素敵で、ホテルで閉ざした洋ちゃんの心を溶かすシーンが抜群に泣けた・・・会場も鼻をすする音がそこここに響く・・・

 

 有村架純ちゃんの演技も素晴らしく、本当に愛おしく感じて可哀想過ぎると思ってしまう。最後に恋人に会いにいくシーンは本当に・・・

 

 

 田中圭くんが、意外にもヒール役を怪演していて、憎たらしさを増したぶん、カスミちゃんへの幸福を祈る気持ちが増してくる。

 

 とにかく、何度生まれ変わっても会いたいと思える人がいるのは幸せだなと思う。

 

 最後には洋ちゃん演じるお父さんにもプレゼントがあって、ほっこりしてしまった。

 

 小説も読んでみようと思う。