いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」を発見する
読んでワークする
「ずっとやりたかったことをやりなさい」の続編。
いくつになってもを追加した本になっている。(買ってしまった。)
ノートもダイソーでA4の物を購入しました。実践しないとね。
主に、シニア向けに書かれた本になっている。当方は、まだリタイヤしてはいないが、リタイヤ後の人生を考えるのに大変役立つというか、今の時点で時間の過ごし方を考え直すことに役立つと考えている。
ただいま、1週間目を終え、2週間目に突入中。
前回のずっとやりたかったこと②との違いは、
モーニングページ、アーティストデートに、ウィークリーウォーク→ソロウォークに変更、メモワールが追加(というより、質問事項を表現し直した)された。
ソロウォークは、週2回20分間、スマホなんか何も持たず、犬の散歩とかじゃなく、ただ一人で歩くことに集中するように書かれている。
メモワールは、作者の質問に答えていくことで、自己発見をしていくようにできている。
これも12週間のプログラムになっている。特徴的なのは、リタイヤ組に向けた内容になっていて、作者もリタイヤ組の年齢に達して、移住された先でこれを執筆したらしい。
さあ、実践、実践と
第1週目を終えた。
1週目のコンセプトは、「幼年期を掘り下げる」ことで「遅すぎる」とか「創造性は特別な人だけ」という考えを追い出し、長らく忘れたいた幼少期に「できる」感じていた感覚を取り戻すというもの。
実際にリタイヤした人の体験談を交えながら、ワークを進めていくようになっている。
ある人は、退職をした後になんの目的もなくなってしまい、バイクに乗って出かけようとしたら、どこにいくか当てがないことに気づいたという経験を語っている。
他にも似たような体験談を書いているので、退職後はゆっくりできると思っていた人のほとんどが、何をしていいかわからなくなるんだろうと思う。
仕事や子育てが生きる目的になってしまった生き方をしてきた人が陥る罠とでも言ったらいいのかな?
ほんの100年前なら、100歳まで生きるなんてほとんどなくて、だいたい子育てが終わる頃には、余生なんてほとんどなく死んでたろう。
でも、今は世界的に長寿化していて、仕事や子育てだけで終わる時代じゃない。
そう考えると、リタイヤする前にこの本に出会えたことは幸運だ。
リタイヤしてからだと、逆に気づくことなく何と無く生きてしまいそうだから。
1週目のワークをして見た感想は、幼き頃の思い出って忘れているようで、忘れていないんだなと思った。
今の年齢を12で割ってゼロ歳〜12で割った数の歳までを質問に従って思い出す。(思い出せない質問もあるけど)
こんな記憶があったんだと感心してしまった。
他にもエクササイズがあり、それらに答えていくとだんだん見えてくると思う。
自分のしたいことを止めているのは、他人ではなく、自己検閲している自分自身だということに気づくのだ。
初心者になるのに遅すぎることはない
このフレーズは気に入った。人生経験を通して、なんか出来ていなければならないとか、大人らしくとか、社会的にとかいろんなことに囚われて、今更と呟いてる自分に気づいた。
それって、どうでもよくないか?
と思ってしまった。
いくつになっても初めて始めることや、やりたかったことに取り組むことは、ワクワクもするし、緊張もするし、できるかどうか分からないし、不安も期待も織り交ぜて込み上げてくる。だぶんそれは、年に関係なくいつ始めても同じだということだ。
なのに「遅すぎる」「今更」と呟く自分は、ずっと昔からいるのだ。
そんなことを何も考えずに、生きていた頃はいくつの頃だろう。
ということを思い出させてくれるワークになっている。
シニア向けとは言っているけど、若くて(おじさんからすると50歳以下は全部若い)もこのワークをすることは、新しいことに挑戦する勇気と行動を生んでくれんじゃないだろうか?
実際、おじさんもこの本を読んで、昔、オーストラリアにワーホリした経験から、オーストラリア移住を視野に入れて、英語を再度勉強し始めることにした。通訳できるようになることを目標に取り組んでいこうと思っている。
そんなことを思わせてくれる。後11週残っているので、これからがさらに楽しみだ。
初心者になって、リタイヤする前から始めておけば、さらに楽しみは加速していくだろうと期待している。
色々、彷徨いながら生きていくのが人間だし、いつの間にか目的と手段を間違えてしまうのが人生だ、それはリタイヤしたときに訪れる空虚さが示している・・・・
「何も、することがない・・・」ということにならないためにも、このワークをお勧めする。(老若男女問わず)
興味のある方はご購入してみては?
ワークをしないともったいないので、ただ読むだけの人は図書館で借りて読んでみてから買おうね。