ずっとやりたかったことをやりなさい2
ずっとやりたかったことをやりなさい2
2013年初版の本。今から9年前に書かれた本で、いまも書店行くと売ってある。
これは2なので、もちろん、その前の本もある。さらに、「いくつになってもずっとやりたかったことをやりなさい」という続編もある。
基本は、①モーニングページ②アーティストデート③ウィークリーウォークが基本になっているーこれはシリーズに一貫して著者が習慣にするように進めていること。
「ずっとやりたかったことをやりなさい」は、多分買った記憶があるんだが読んだかどうかは、忘れてしまった。内容を思い出せないのは、おそらく読まないままだと思う。
基本のことを少し詳しく書くと
①モーニングページを書く
普段より30分目覚ましをセットして、起きたらすぐ浮かんでくる思いを、流れるままにおよそ3ページ書く〜3ページも書くほど思いつかない(><””)
書いたものは読み返さない。誰にも読まれ無いようにする。
②アーティストデートに出かける
毎週これを実践する。例えば、おもちゃ屋なんかにいって、心をワクワクさせるようなものを衝動買いして見るとか。アーティストの心を刺激する神秘性を感じることが目的
③ウィークリーウォーク
1週間に一回、20分程度(目安)。自分の心と体がなにも考えなくなったというぐらいの距離を歩こう。
この3つが大きな実行テーマになっている。
この本の場合は実行テーマを中心に、12週間でカリキュラムを組んで、1週ごとに課題が書かれている。なかなか、答えるのに時間がかかるが、自己を見つめ直すのにはいいかもしれない。
12週間ということは、単純に3ヶ月かかるということになる。習慣を変えるには3ヶ月かかるというし。
ただ、図書館の貸出期間は2週間単位なんで、返して、借りるの繰り返しをするのは面倒だし、読んで見て良ければ買おうかと思って借りて読んでいる段階。
ただ読んでいると、なるほどなと思うようなことが書いてあるし、日常、働いたり、忙し過ぎたりして、気持ちがギスギスしていることにも気づかされたりする。
アーティストウォークは禅に通ず
原始仏教の禅に、1000歩数えて歩くというのがあるが、思考がなくなるまで歩くという著者の提案によく似たものだ。
原始仏教の禅の仕方を知りたいなら、草彅龍瞬さんの本がオススメ
これを、著者は続けていてアーティストとし活躍している。
著者曰く、誰もがアーティストとして創造性を持っている。
それを呼び覚ますための方法ということで本を慣わしているということだ。
続編はちょい立ち読みしただけだがシニア層にこの本が反響が良かったため、シニア向けに書いたそうだ・・・・私も、シニアなので買ってみようと思う。
私たち全員に眠る創造性を呼び覚ますように導くのが目的だが、シニア層に受けるというのは、年齢を重ねて挑戦し損ねたことを思い出したり、若い頃に感じていたワクワクした心を取り戻したいのは共通した希望かもね。
歳を重ねると、年相応にとか、地位とか、今までの実績とか、経験にとらわれて心が不自由になっているのは実情だ。
小難しいことや小言を言っている人たちなんかは、頭と心がカチカチになっているのにも気づけないだろうな。(この本を強く勧めたい人たちだが、そういう人ほど否定するだろう)
読んで刺激的なタイトルだったものをあげてみる
「自分を改善するのをやめる」
私たちは何かいつも駆られるように自分を高めないといけないと思わされている
あなたはどうだろう?
「完璧の罠から自由になる」
完璧に完全にと教育されてきた日本人には響くような言葉だ
いつも完璧を意識して疲れていないだろうか?
「優しくするのをやめて正直になる」
著者の娘に対する実体験からきているテーマだ。子育てに疲れきっている人にオススメだ。もしくは、いつも他人のことばかり気遣って自分を忘れた優しい人に。
他人に優し過ぎて、自分を傷つけていませんか?イライラしてませんか?
「創造性を奪うパートナー・高めるパートナー」
あなたが相談している人は、本当にあなたの創造性を高めてくれるだろうか?
他にも「成功は目的ではない」などあります。
興味を持った方は是非読むことをお勧めする。
読書の秋。ゆっくり本書を読みながら取り組んでみては?